フィンランド産白樺使用、フィンランドで手作りの腕時計スタンド「Watch Stand MIF」


 しばらく前に安価な(自作すれば実質只)腕時計スタンドのキャンペーンを行ったばかりではあるが、この度はそれとはコンセプトがガラリと異なる時計スタンドのご紹介だ。

価格は85ユーロ+送料。そう、決して安くはない。だが、フィンランドで、フィンランドの材料を使って、ハンドメイドで作られたエシカルなものなのだ。


購入はAndoAndoAndo.comよりどうぞ。

-Versatile Watch Stand-

この時計スタンドは、やや小さめの時計を収納できるように設計されたものだ。しかし、例えば、こんな使い方も可能だ。

懐中時計だって。

メタルブレスの腕時計も。

2本でもOK!

カフスボタンなどの小物を収納できるスペースも。

-フィンランド産の白樺材使用-

大量生産される木製品の多くに、いわゆる「早生材」が使われていることをご存じだろうか。これは、早く成長し、売れるほど成長したらすぐに伐採されるものだ。これらは確かに安価で、しばしば環境的に非倫理的な条件下で生産されている。


我々が今回使用した木材は、北欧フィンランドでゆっくりと自然な状態で育ったもの。北欧フィンランドの厳しい自然が育てた、強く、そして美しい白樺だ。


-ハンドメイド・イン・フィンランド-

このスタンドは、自動化された機械で大量生産されているわけではない。

西フィンランドにある家族経営の木材工房で、ひとつひとつ手作業でカット、組み立て、ニス塗りが行われている。

-価格-

時計台としては高価だと思われるかもしれない。確かに非倫理的な材料や成長の早い木を使い、大量生産された木製の時計台は、もっと手頃な価格だろう。

しかし、AndoAndoAndoは将来的に、より地産で少量生産、ハンドメイドの製造に移行したいと考えており、この製品はその方向へ向かうための最初のステップのひとつだ。

繰り返しとなるが、これは決して安いものではない。しかし、エシカルであり、フィンランドで、フィンランドの材料を使って、ハンドメイドで作られているものである。そして、どんなに数が少なくても、私たちの哲学に共鳴してくれる人、お金を払ってでも買う価値があると思う人がいると信じている。




まだ納得できない?これならどうでしょう?


そう、この時計スタンドは、6本もの時計を収納できるのだ(笑)>:D 物を積み上げる系のゲームの達人なら、もっと積めるはず。

というわけで、コストパフォーマンスは非常に高く、時計1本あたりの単価を考えると、もっとお手頃な時計スタンドとも競合できる可能性があるだろう。(と言うのは半分冗談で、あくまでもこの時計スタンドの最大の売りはは、フィンランドで手作りされていることにある。)



時計スタンドの購入はAndoAndoAndo.comよりどうぞ。



AndoAndoAndoは、今後徐々にアジアでの量産から、フィンランドを中心としたEU内での少量生産に写っていきたいと考えている。

これの実現には大きなコストもかかるだろうし、それは製品価格に反映されることとなる。

実際のところ、日本であれ欧州であれ「Made in (国名)」とあっても実際には多くの部品の製造は中国でなされていて、組み立てのみ当該国でやっているところも少なくない。しかしなぜだかこれで「Assembled in (国名)」ではなく、「Made in」の印をつけるのだという。そうしてコストを下げ、なおかつ半ば消費者を騙すようにして付加価値をつけるのだ。

未だに完全にEU少量生産への完全移行には長く時間がかかるであろうが、少なくとも一部の製品の地産をこれにより開始することができたのは嬉しいところである。

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