4000円以下でスタチューのような美しい色とプロポーションを備えたアイアンマンのフィギュアを購入できるなんて驚きだ。
今回はeBayのこちらのストアで購入したZD Toysのアイアンマン・マーク3を簡単にレビュー、S.H.Figuartsのマーク3との比較などをしよう。
もくじ
・開封:化粧箱デザイン良し!・可動に制限はあるがプロポーション、塗装共に良い
・S.H.Figuartsと比較
・まとめ:アクションフィギュアとスタチューの狭間的商品だが値段以上の質には大満足
開封:化粧箱デザイン良し!
微妙に左右がずれているが、美しくデザインされた観音開きパッケージ。アークリアクターは実はこのパッケージ下の画像のものが見えているため奥行きがある。
開くと装甲部分を外したマーク3が。
開けると出てきたZD Toysのアイアンマン・マーク3。サイズは7インチとのこと。
後ろ側にはアクセサリ類が。
(最初から装着されている拳骨のものを除く)替え手は開きぎみの手、リパルサー撃つポーズ(キューピーさんポーズ)用のものがリパルサー彩色のものと、エフェクトを差し込めるもの、の3種。エフェクトは両手両足の4つ。スタンドも付いている。
可動に制限はあるがプロポーション、塗装共に良い
艶のある赤と、光沢抑えめな金色の塗装が美しい!そして上半身、特に頭から肩、胸に掛けてのプロポーションはリアリティーがある。
首の関節が一つであることは非常に惜しい。頭を回転する際に首に当たって動きが制限され、表情を出すのが難しい。頭を真横に向けようとしても、首に制限されて首を横にかしげたような感じになる。もちろん、首回りを少々削るなどで改造するのもいいだろう。
その代わりに首~鎖骨あたりのディテールは愉しめるようになっている。
胸と腹の分かれ目にも関節があるのだが、ほとんど動かすことはできない。ただ、引き出すことは可能で、こうすることで胸を前後に曲げることはできるようになる。しかし左右へほぼ回せないのは変わらない。
これも可動と引き換えに、関節を目立たせること無く、胸と腹の部分のスタチュー的な美しさを出すことを可能にしている。
肩、足の付け根も引き出し可能。肘、膝は二重関節。
S.H.Figuartsと異なり、つま先に関節はないがその分自立性は高い。
背中のフラップが2枚開閉できる!部品を付け替えることなく、単体でこういうギミックが楽しめるのは嬉しい。
リアクター部分には透明な素材が一部用いられている。
着色ミスがないことはないが。
S.H.Figuartsと比較
バンダイS.H.Figuartsのアイアンマン・マーク3と比較。ZD Toysの方がより人っぽい形。フレアを出す部分に加え、太もも部分も墨入れがある分ZD Toysの方が高級そう。S.H.Figuartsでは膝と足の関節部分に金属の筒が見える。
こちらの新カラー(より映画のカラーリングに近いそうだ)版は値段が高くなってしまっている。
まとめ:アクションフィギュアとスタチューの狭間的商品だが値段以上の質には大満足
(サイズが違うので良い比較ではないだろうが)可動性の面ではS.H.Figuartsに適わないものの、プロポーション、彩色、価格、どれを取ってもZD Toysの方が優れている。
可動性と引き換えにスタチュー並の美しさのある胴体部分は特に評価したい。
値段が安いので気兼ねなく改造することもできるし。
日本のAmazonでは馬鹿高い価格になっているようだが、私はeBayのこちらのストアで35ドル=約3700円で購入した。
ZD Toysはこのマーク3の前にはマーク85を出していたようだが、全体的にチープな玩具の質感+ポージングの幅の狭さで、安いには安いが購入する気にならなかった(パッケージングも大雑把なアメリカントイ的だったし)。そう考えるとこのマーク3は大きな進化だ。
今後も是非ZD Toysからアイアンマンのフィギュアを出してもらいたい。できれば首、胴体の関節自由度も改善していってもらいたいところだ。
(abcxyz)
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