高級腕時計の世界へようこそ。世界的なウォッチブランドとThe Watch Companyをご紹介


Sponsored by The Watch Company


当ブログでは主にマイクロブランドを紹介しているが、今回紹介するのはちょっと違う。日本で高級腕時計を専門に販売するThe Watch Companyと、同社が取り扱う世界に名高い高級腕時計の中で筆者が気になるものを併せて紹介していこう。


もくじ

The Watch Companyとは
ロレックス
ウブロ
パネライ
オメガ
パテックフィリップ
まとめ:高級腕時計好きならTWCを要チェック!


The Watch Companyとは


2015年設立のThe Watch Companyは有名高級腕時計ブランドに特化し、新品・中古品の販売や買い取りを行っている。海外独自ルートを持ち、現地で直接仕入れることで他店よりも安価に高級ブランドの腕時計を提供できるのが同社の強み。Chrono24でも出店しているのでそちらでご存じの方もいるかもしれない。

今回紹介するのはThe Watch Companyのウェブサイト/オンラインショップだが、実店舗を併せ持つのもポイントだ。何十万、何百万円する高級腕時計を扱う店だからこそ、実店舗もあるということは安心できる。悩んだら実店舗まで赴き実物を試着することだってできるのだ。



実店舗は東京・中野に赴いたことのある方ならもしかしたら見かけたことがあるかもしれない。かく言う私も実は何度も実店舗の前を通っている。実店舗は中野駅北口から中野ブロードウェイに行くまでのサンモール商店街で、右側の通り、ABC Martの手前にある。The Watch Companyの名称が略された「TWC」と大きく記された品のある店舗だ。(住所は「〒164-0001 東京都中野区中野5丁目58-6」。)

なおThe Watch Companyはメールでの対応も(info@TWCtokyo.com)、電話での対応も(03-5318-9302)行っているほか、Lineでの対応も可能。連絡の方法が豊富なのも安心。


The Watch Companyでは新品、未使用品の他、中古品も取り扱う。中古は細かく8つのランクでその状態が分けられている。傷が目立つものなどは意外に手頃な値段になっているものもあるので、「パティナ」こと歴史を感じさせる使用感が感じられる腕時計が好きだという方は、たまにページを覗いてみると思わぬ掘り出し物が見つかるはずだ。


掲載されている商品写真はどれも美しく、ぱっと見公式カタログ写真を掲載しているのかと思ったが、全て該当商品がThe Watch Companyによって撮影されたものだ。特に中古品を購入する際には傷なども写真でしっかり確認するのが重要だが、傷や汚れまでかっこよく写っていている。

さてここからはThe Watch Companyが取り扱う世界に名高い高級腕時計の中で筆者が気になるものも紹介していこう。


ロレックス


1905年創業、無数のオマージュウォッチが作られるに至った、圧倒的知名度、高いクオリティー、堅実なデザイン。


シンプルでありながらアイコニックなデイトジャスト、ダイバーズウォッチの典型像を造り上げたサブマリーナー、斬新なデザインに他ではまねできない機能を入れ込んだスカイドゥエラーや、ヨットマスターIIなど魅力的なモデルが多くある。


だが個人的に気になるのはGMTマスターIIだ。中古でも100万円を下回らないが、それだけの品質と付加価値があると言えるだろう。

名前に「GMT」とついているように、時分秒針の他に24時間で一回転するGMT針が点いている。ベゼルは24時間インデックスがついており、GMT針と併せて異国の時間を表示することができるのだ。


インサートはロレックスが開発した、極めて堅く、耐傷性と耐蝕性に優れた「セラミックセラクロム」ベゼルインサートとなっている。このインサートは多くのモデルで2色に色分けされており、セカンドタイムゾーンが昼か夜かを瞬時に判別できるようになっている。

ケースは極めて耐蝕性の高いオイスタースチール。ムーブメントはパラクロム・ヘアスプリング採用、耐衝撃性と耐磁性に優れ、70時間のパワーリザーブを持つ自社開発のキャリバー3285だ。全てのムーブメントがスイス公認クロノメーター検査協会(COSC)のクロノメーター認定を受けており、文字盤面にも「SUPERLATIVE CHRONOMETER OFFICIALLY CERTIFIED」と記してある。


ベゼルや各要素の色違いで様々なバリエーションがあるが、やはりアイコニックなのは2色インサートのモデルだろう。赤と青に塗り分けられた「ペプシ」、青と黒の「バットマン」どちらも捨てがたいが、読者の皆様ならどちらを選ぶだろうか?

The Watch Companyでは記事執筆時現在新品も中古も揃っており、現行モデルだけでなく、ベゼル素材やフォントの異なるRef.16710なども時折出品されている。


ウブロ


1979年創業と、若いながらも高級時計ブランドの地位を確立しているウブロ。イタリア人が創業したスイスの腕時計メーカーで、フランス語のブランド名となっている(というと混乱しそうになるが、フランス語はスイスの4つの国語のうちの一つであること、スイスがイタリアに接していることなどを考えるとなるほどと思えるだろう)。

ウブロの作る腕時計はなんと言っても無骨なデザインが魅力だ。ブランド名ウブロ(Hublot)はフランス語で「舷窓」の意味であり、確かにほとんどのモデルでは円形ベゼルがボルトでケース本体に取り付けられた見た目をしており、舷窓を彷彿とさせる。見た目の特徴としては、ラグがケース本体から(緩やかなカーブを描くのではなく)折れ曲がるようにして下方へ出ていること、ケースとは異素材のラバーストラップがラグから違和感なく流れ出るデザインなどがある。


シンプルで50万円台と比較的安価なクラシックフュージョンも、トノー型ケースにエルプリメロ・ムーブメント搭載のスピリット・オブ・ビッグバンも良いが、予算が170万円ほどあればビッグバン ウニコをお勧めしたい。


ビッグバン ウニコにも色々なカラーバリエーションがあるが、これを特徴付けるのはモデル名ともなっている自社製ムーブメント「HUB1242 UNICO」。これは330個の部品からなる自動巻きクロノグラフムーブメントで、高級クロノグラフの代名詞ともされるコラムホイールがダイヤル側に配されている。


ビッグバン ウニコは本体ケースのラグに付いているボタンを押すと簡単にストラップを外せるという独自の「クイックリリース」システムが採用されている。バックルも面白く、バックル解放時のフレーム部にウブロの「H」のロゴが現れるという凝った作りとなっている(Hロゴは秒針のカウンターバランスにも付いている)。

他にもThe Watch Companyのブログ記事『独創性あふれるウブロの腕時計オススメ7選!』なども参考にすると良いだろう。


パネライ


1860年創立のイタリアの腕時計ブランド、パネライ。海軍向けの腕時計を作ることで知られるパネライはやはりその頑丈なスタイルが人気の理由だろう。


竜頭ガードが付いたルミノールモデルや、厳ついサブマーシブルもよいが、ここはやはりラジオミールだろう。第2次世界大戦前の1936年にイタリア海軍潜水隊特殊部隊のために試作品が作られたところから始まった、ラジオミールの歴史魅力だが、軍用に採用されるタフさと実用性に加えてエレガンスさも持つデザインがその魅力を倍増させる。


二重構造の文字盤、12,3,6,9,のアラビア数字、四角いようで僅かにカーブがかったクッション型のケース、と言った特徴的な要素は一目見て「パネライだ」と識別できる。一概に「ラジオミール」と言ってもケース要素にケース径、ムーブメント、文字盤、様々なバリエーションが存在する。ラグ形状が太くより頑丈になった「ラジオミール 1940」ベースのモデル(上写真)も良いが、個人的には初代ラジオミールの持っていたワイヤーラグが好きだ。


柔らかなカーブを描くケースと一見すると華奢な、やはりカーブを描いたワイヤーラグがなんとも言えないレトロな優雅さを生み出している。

The Watch Companyではワイヤーラグ式のラジオミールも(そしてもちろんラジオミール1940ベースのモデルも)文字盤違いやムーブメント違いで多数取りそろえている。


オメガ


オリンピックのオフィシャルタイムキーパーを務める初の時計ブランド、商業化された発のダイバーズウォッチ、世界初の腕時計用トゥールビヨンムーブメント、人類初の月面着陸に際して着用されたスピードマスター プロフェッショナル、ボンドウォッチ、コーアクシャル脱進機…1848年にフランスの小さな工房から始まったオメガの歴史は数々の栄光に満ちている。

なお「オメガ」というブランド名自体は1894年に同社が作ったムーブメントの名前であり、ギリシャ文字の最後の文字であることから「究極」の意味を持つ「Ω」(オメガ)からきている。


ドレッシーなデ・ヴィル、天文台での精度記録達成の歴史を星に刻んだコンステレーション、つまみやすい独特なベゼル形状や文字盤の波模様が印象的なシーマスター(上写真のジェームズ・ボンド・エディションなども!)…。


だが個人的にはやはりスピードマスターを推したい。月面着陸腕時計としての信頼と歴史ももちろんだが、8年前から今に至るまでソーシャルメディアで人気である点も推す理由だ。

Instagramでは火曜日になるとスピードマスターの写真と共にハッシュタグ「#SpeedyTuesday」が溢れる(これはTheo and Harrisによれば2012年にFratello WatchesオーナーのRobert-Jan Broer氏が使い出したのが始まりだったようだ)。

それだけでなく、これが逆にオメガに認知され、2017年にはオンライン予約で2012本限定の「スピードマスター "スピーディーチューズデー" リミテッドエディション」が販売された(オメガによると4時間弱で完売)という、オメガとオメガファンの間の愛を感じさせる歴史もあるのだ。



The Watch Companyではスピードマスターのラインナップも豊富で、所謂「パンダ」や「逆パンダ」柄のものも、ムーンウォッチ、レーシング、ブロードアロー、マークII、ダークサイドオブザムーン、ムーンフェイズなど一通り揃っているほか、中古品の中にはかなりお得なものもある。


パテックフィリップ


1839年創業のパテックフィリップは高級時計の代名詞と言っても良いだろう。その長い歴史と、様々な卓越したコンプリケーション技術が造り上げる腕時計の数々は、機能性のみならず芸術性もステータス性も(そしてもちろん価格も)高い。自社の時計であればどんなに古いものでもオーバーホール、修理、修復することを保障するという、自社のタイムピースとその愛用者に対するサポート姿勢も最高級の腕時計ブランドに相応しい。


ジェラルド・ジェンタによるデザインで8角形の独特の美しさを備えたノーチラスや、その弟分のアクアノート、黄金比率を適応した柔らかな楕円形のケースが印象的なゴールデン・エリプス、一つ以上の複雑機構が備わったコンプリケーション、その兄貴分である複数の複雑機構を取り入れたグランド・コンプリケーション、それに同社の歴史を引き継ぐ懐中時計まで、パテックフィリップの作るマスターピースは様々。


The Watch Companyウェブサイトのパテックフィリップ人気ランキングではノーチラスが断トツで人気だが、ここは歴史と気品を感じさせるカラトラバをお勧めしたい。奇をてらわない古典的な丸いケースに、基本的な腕時計の要素がこの上なく上品に配されたコレクションだ。

コレクション名にもなっているのは、12世紀スペインに創設されたカラトラバ騎士団(Orden de Calatrava)。十字の先がユリの花となっている騎士団のエンブレム「カラトラバ十字」(Cruz de Calatrava)がこのコレクションのアクセントとして使われている。

カラトラバには手巻き、自動巻きの両方が存在するが、特に自動巻きの5227モデルは、表面は時分針に日付窓、裏面はぱっと見何の装飾もないのに、実は外から見えないヒンジによりエキシビションバック(もちろんサファイアクリスタル製)が隠れており、カラトラバ十字が彫られたローターが見えるというセクシーな仕上げ。 (上写真はエキシビジョンバックだがカバーはない5296R-01。)


記事執筆現在ではThe Watch Companyのカラトラバの在庫は売り切れているものがほとんどだが、1本100~300万円するカラトラバが売り切れるということはそれだけ魅力があることを示していると言えるかもしれない。


まとめ:高級腕時計好きならTWCを要チェック!


ザクッとThe Watch Companyの取り扱う高級腕時計ブランドから個人的に気になるコレクションを紹介してきたが、このほかにもゼニス、ヴァシュロン・コンスタンタン、ジャガー・ルクルト、IWC、グランドセイコーなどなど様々なブランドを取り扱っているので、気になる高級ブランドを少しでも安く手に入れたいという方はまずはウェブサイトを覗いてみるといいだろう。

実際に価格も色々調べてみたのだが、The Watch Companyの扱う品の値段は新品でも最安値の部類だし(時折タイムセールで更にお買い得になっているモデルもある)、中古では思わぬ安値で販売されているのもあった。他の日本の店では見ないモデルがあるのも優れた点であり、これは同社が述べるように他店にない国際的なルートから仕入れているからなのだろう。


この投稿の冒頭で、何度もThe Watch Company店の前を通ったことがあると書いたが、実は私はThe Watch Companyの実店舗に入ったことがない。その理由は、実店舗の醸し出すあまりの高級感、店内に煌びやかに輝く超高級な腕時計の列に圧倒されていたから。

だがこうして記事を書くことで自分の中ではThe Watch Companyに親しみを覚えることができたし、スタッフの方とメールでやりとりする中で、丁寧で素早い対応に安心感を覚えた。次回東京を訪れたときには実店舗に足を踏み入れてみようと思う(それまでにお金貯めておかないと…)。


もっとブランド腕時計を知ってみたいという方は、お勧めの腕時計、豆知識、注目ブランドや注目商品などをスタッフが紹介するThe Watch Companyのブログもあるのでそちらもご覧になると良いだろう。


Image courtesy of The Watch Company

Source: The Watch Company

(abcxyz)

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