現在日本ではMachiya by Campfireで資金調達中の「世界初のフィジェットコントローラー」ことMasta Boxをレビューしよう。
私はAntsy Labのフィジェットキューブを所有しているのだが、それをそのまま大きくして機能を付け足した感じのMasta Boxに面白みを感じ出資した。ただのフィジェットキューブではなく、無線マウスやジョイスティックなどの実用的な機能が付加され、なおかつフィジェットキューブとしての楽しさも持つ。
なお私のものはKickstarterで出資し入手したもの。
フィジェットキューブとしてはAntsy Labをそのままコピーしたかのよう。(右が本家本元Antsy Labのフィジェットキューブ)
・ジョイスティック
・回せるボール
・5つの押し込めるボタン
・カチカチ押せるスイッチ
がある。
実用機能としては:
・ジョイスティック(上下左右キー)
・ボールマウス+左右クリック
・レーザーポインター
・Altキー
・Tabキー
の他、MicroSDリーダーも付いている。
MicroSDリーダーは、底を覆うカバーをめくったところにあり、充電用のMicroUSBポートも同じく底面にある。
MicroSDリーダーとして使ったことはまだ無いので確かなことは言えないが、プロモ画像などからすると、MicroSDを挿入した状態でMicroUSBポートからパソコンなどに繋げばカード内容が読み込めるようだ。
使った感じ、ボールマウスはプラスチック感が安っぽく感じるものの、マウスとしての機能は十分果たす。
デバイス頭頂に配されたジョイスティックの上下左右は、デバイスの方向を認識していないと最初は混乱する。特にジョイスティック上に方向が記しているわけではないので、最初は何度かジョイスティックを倒して方向を確認しなければならないだろう。
側面のスイッチは何の機能も無い。
サイコロの「5」の目上の側面は、右下がオン・オフスイッチ兼状態を示すLED。
レーザーポインターは5つのボタンの内中央にあるボタンを押すと、押している間点灯する。レーザーはジョイスティック脇の部分から放たれる。くれぐれものぞき込まないように。
ぐるぐる回せる円盤がついた面も実用機能はない。Antsy Labのフィジェットキューブの方が回転させるときにクリック感がある。
欲を言えば、ジョイスティック押し込みでエンターなどの機能が欲しかったところ。矢印キーで選択した後にする事と言えばエンターくらいなものだ。
通常私が仕事用に使用するSurface 3ではタッチパッドで十分で、特にマウスを使う必要を感じないのだが、例えばGPD Pocketなどより小型のデバイスを使うときに便利かもしれない。
(abcxyz)
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