「高価な腕時計や繊細な機械式腕時計を、腕から外した後に乱雑に机の上に投げ出す…」そんなのありえない！「この腕時計はTPO的にそぐわない、外した方がマシかな…」でも外してもそのままバッグの中に入れるのは怖い！そんな方にぴったりの腕時計用の収納ケースやウォッチスタンドをご紹介しよう。
時計が好きな方はそれこそ何本も時計を持っていて、複数本収納できるものが必要だろうが、本記事では腕時計1本を飾り、持ち運ぶ商品のレビューとなる。
キャリーケース
出かけ先で「しまった、この腕時計はTPO的にそぐわないな…」と思ったときには外すのは一つの手立てだ。だが外した腕時計は無造作にポケットにしまうわけにもいかず…という時に便利なのがキャリーケースだ。キャリーケースの中に事前に別の腕時計を入れておけば、TPOに合わせて付け替えるにも便利だ。
今回購入したのは「seyococogi 腕時計 1本 収納ケース」。
公称サイズは最長部の高さ約5cm、最短部（時計のバンドが収納される部分）の高さ約3.5cm、内径8.5x8.5cm。重量49g。
内側は起毛素材となっており時計に傷が付かない。ジッパーの内側に来る部分も時計に直接当たらない構造になっている。
固めのケースである程度の重さが掛かっても中の時計は大丈夫そうだ。
右竜頭から左竜頭まで最長部57mm、ケース最長部横幅54mmのDIESELの「DZ-1242」は流石に無理だった。
手持ちの中でこれに次いでケースサイズが大きいDWISS「RS1 AUTOMATIC」は、ケース端から竜頭の先まで49mmで、こちらは余裕で入った。
ある程度大きな時計も入る構造であるため、小さめの時計を入れたときには（決して小さくはないDWISSの場合であっても）、ケース内部と腕時計との間に隙間が生じ、中でがたつく。これで持ち運ぶ腕時計が決まっている場合は、それを入れた状態で内部に遊びが生じない程度の詰め物（例えば時計用クロスなどは時計を拭く際にも使えて良いだろう）をいれるといいかもしれない。
今回購入したのはこちらの製品。なおAmazonなどでは類似品が多数販売されている。どれが本物、どれが偽物ということもなく、似たような商品がせめぎ合う世界のようだ。
一本だけ運ぶケースとしては他にも以下のようなものも販売されているのでご参考にされたし。
複数本運ぶとなるとかさばってくるのは仕方が無いが、こういうような形のものが一般的のようだ。
腕時計スタンド
家に帰って腕時計を外す。でも高価な腕時計や繊細な機械式腕時計を乱雑に机の上に投げ出すわけにもいかず、かといって購入時に付いてきた化粧箱に入れるのもちょっと…そんなときに、腕時計の居場所として機能するのみならず、腕時計が輝ける場所、それが腕時計スタンドだ。
今回購入したのは「豊岡クラフト シニアコレクション ウォッチスタンド SC81」。まるで時計は若者の楽しみにはなり得ない（もしくは時計なんて所詮年寄りの趣味だ）とでも言いたげな「シニアコレクション」と付いているのが解せないが、美しい木製のウォッチスタンドで、しかも国内製だ。
時計のバンド部が来る側には段状に溝が存在し、金属バンドの時計の場合ここにバックルを引っかける仕組みになっている。
時計の美しさが堪能できるだけでなく、卓上などに置けばそのまま置き時計として機能させることができる。
もちろん皮バンドもかけることができる。先のDIESELの「DZ-1242」もかけることができた。
これとは別の国産ウォッチスタンドとしては、スタンドの形状、傾斜に加えて艶の感じも異なる「腕時計 スタンド 時計スタンド ケース 時計置き 時計ケース ウォールナット 国産 (1本用, ウォールナット)」というのもある。
また、複数個かけたい場合は豊岡クラフトもWatch lifeもこういうのを販売している。
(abcxyz)
コメント