KickstarterでもIndiegogoでも目標金額を大幅に超して無事資金調達を終わらせているGoSpace。現在は日本のクラウドファンディングプラットフォームMakuakeで資金を集めており、残り8日の段階で目標金額の5300%を超している。面白いのはKickstarterプロジェクトページの記述よりもMakuakeでの記述の方がより正確でわかりやすくなっているということだろう。
GoSpaceはわかりやすく言えば「有線でも無線でも使用できる外付けドライブでありモバイルバッテリー」だ。
外付けドライブとしてのファイルの転送には5G WiFiによるワイヤレス接続、USB 3.1、USB-Cが利用できる。ストレージはSDカードとなっており、対応するのは1MBから2TBまでのSD/SDHC/SDXC。
モバイルバッテリーとしては、ケーブルを用いてスマホなどのデバイスに給電することもできる他、面白いことにQiも搭載しているので対応デバイスをワイヤレス充電することも可能。
外部ストレージを持たないスマートフォンなどから大きなデータをGoSpaceを経由させてパソコンなど他のデバイスに高速に送ることができるのがこのデバイスの肝と言えるだろう。そうすることで遅かったりお金が掛かったりするデータ通信を経由せずに済むわけだ。それに加えてモバイルバッテリーとしての機能もついているので、特に写真を多く撮り、ストレージ容量がすぐに一杯になると共にバッテリーも切れてしまう人には便利だろう。外部ストレージ、モバイルバッテリー、どちらの機能も有線無線両方で使えるというのも利便性が高い。
Makuakeで紹介されているGoSpaceはKickstarterでのストレッチゴール達成を一部反映しており、GoSpace内臓のバッテリー容量が7000mAH(Kickstarterでのプロジェクト開始時は5500mAHだったがストレッチゴール達成でアップグレードされた)となっている。搭載バッテリー容量が途中で変更された為もあってかデバイスの使用時間に関しては一部混乱した記述が見られ、Makuakeでは「1週間以上スタンバイ状態でも、その後15時間以上も使用することができ」るという記述と共に、「フル充電されたGOSPACEバッテリーは、12時間使用でき」るという記述も見られる。
ワイヤレス接続では最大8大のデバイスが接続できる他、GoSpaceアプリはGoogleドライブとDropboxとも同期が可能。大きさは138mm x 74mm x 13mmで、重さは152g。今のところMakuakeでの出資分は11月発送予定となっており、10月には日本の電気用品安全法適合性検査PSE認証も取得する予定となっている。
Image courtesy of GoSpace
Source: Makuake, Kickstarter, Indiegogo
(abcxyz)
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