いくらクイックストラップ機能がついたストラップと行っても、付け替えにはちょっとした手間が掛かるのは事実。その点Kickstarterプロジェクト「Remod X」は腕時計ファンにはどこかしら見覚えのある、しかしストラップとしては革新的な構造で驚かせてくれた。
腕時計ファンの方の中には、これを見てスイスのジャガー・ルクルトのReversoシリーズを思い起こす方もおられるだろう。あちらは時計のケース部分がリバーシブルとなっているものだ。Remod Xはある意味そのストラップ版と言えるかもしれない。そう、動画を観ておわかりのようにストラップが裏返せるのだ。素材は片面はラバーだが、裏面はレザー、木、コーデュラ、そして日本のクラボウデニム。の4素材から選択可能。
リバーシブルなストラップを可能にしたのは「ジャンプ・クラスプ」と呼ばれる構造だ。このおかげで時計の両側から延びたストラップを片方だけ裏返すことで、一度付ければ4通りの印象が楽しめるというわけだ。
ストラップ幅は22mmで、AppleWatchを始めその他の22mm幅のストラップを使う時計の多くでも使えるはずだ。
プロジェクトを行うJason Limは、古くはPebble Steelの特殊なストラップ取り付け口で一般的なストラップが使えるようにするアタッチメントを始め、スマートウォッチ用ストラップや他のプロジェクトなどをKickstarterで7つ立ち上げている有名どころだ。現在Remod Xプロジェクトは締め切りまで22日を残し目標金額の13%を集めている。
Image courtesy of Jason Lim
Source: Kickstarter
(abcxyz)
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