アシッドレイン/Acid Rain B2Five 88th Sand Deluxe Setレビュー


以前から気になっていたアシッドレイン/Acid Rainの玩具購入。注意しないといけないのはこの会社は1:18と1:28を共に出していること。製造会社は1:28はBeaver、1:18はOri Toyと別々ではあるのだが、Acid Rainというブランドへ共通の世界観を持ったトイを作っているため購入する際にはお気をつけを。基本的に1:18の方が大きいこともあって値段も張るが、ウェザリングなどが細かいようである。

購入したのは「B2Five 88th Sand Deluxe Set」というもので、これは「Stronghold ST1s」と「Speeder MK1s」をセットにしたもの、人型フィギュア2体と武器、そして8.5mm-4mm変換ジョイント2つ。Acid Rainのサイトで、購入先はBBTSかB2Fiveで、と書いてあったのでB2Five公式ショップから購入した。なお、B2Five公式ショップは日本語で表示することも可能。(サイト下の著作権表記に「株式会社ビーバー」と書いてあったのでBeaver=B2Fiveなのかも?)

こんな状態で入っている。


なお、説明書の類いは入っていないが、パッケージのQRコードを読み取ると、トランスフォームの仕方を見ることの出来る動画が見れる。





スピーダーの方は、バギーみたいな状態から2足立ち状態に。4輪ともタイヤが回るのも好き。




(上のInstagram投稿には2枚の写真が含まれていて両形態の写真が見れるはずだ)

そしてこちらがストロングホールド。こちらは立方形っぽい戦車状態から立ち上がって2足2腕のロボット風に。




(こちらも写真は2枚見れるはずだ)

各部品にある程度のあそびを持たせていながらも、各部にダボが用意されているため、戦車形態がキッチリと決まるのがいい。

「腕」に相当する部分の先端には、ミサイルハッチがあり、横のボタンを押すとハッチがガバッ!!と開くと同時にミサイルが頭を出すのも素敵。ミサイルは飛び出すわけではないが、そこがまた好き。小さい頃から飛び出すミサイル系は、玩具を目の前に頭の中に想像する世界観とかけ離れていたり(笑)、思わぬ拍子に飛んでとこかにいってしまったりで好きではなかったが、こういう完結したギミックはそれよりずっと楽しい。

なお、同じストロングホールドでもバリエーションによって、腕部分がミサイルではなく、手になっている物も存在する。




もちろん中には人が乗れる:


搭乗口の開閉の他、ロボット状態で「頭」に相当する部分は左右に回せる。そしてさらに透明なコクピット窓も開くことができる!


人型フィギュア2体の方はこんな大きさ:



青灰色っぽいのはヘキサギアのガバナーで、その右で片足立ちしているヤツと、その左でダイアクロン隊員を高い高いしているやつがアシッドレイン隊員。

ジョイントは8.5mmと4mmで、シリーズで共通した物が使われているため、たくさん買えばいろいろ楽しめそう。だが、今回のセット単体でもこんなこと(腕と足を前後逆にしただけだが)や:


ストロングホールドの背中にスピーダーをつけれるのだが方向を変えるだけでこんなこととか:




付属する8.5mm-4mm変換ジョイントのおかげで、こんなこともできる:




こういう組み替えはダイアクロンでも楽しいのだが、アシッドレインはよりデザインの方向性が統一されているため、どう組み替えても画になりそう。とは言え単体での組み替えの幅はそこまでないのでそもそもダイアクロンに比較すべきではないが。

個人的にはダイアクロンは「ダイアクロン」という一つのシリーズの中でデザインの方向性が統一されていない感じが否めず、その点がビッグパワードGVの購入を控えさせている唯一の理由となっている(買いたい気持ちも大いにあるが)。もちろん、「デザインを統一しない」という方向性である可能性はあるし、ある意味それが良い意味でも悪い意味でも「日本のおもちゃ」的とも言えるかもしれない。これはどちらが優れているとかいう意味合いで言っているわけではなく、ダイアクロンの方が組み替えの多様性を重視した結果、全体的な形状やスタイルの面で統一感が出ていないという事なのかもしれない。その点については、そしてなにを置いてもダイアクロン隊員の小ささに置いてはダイアクロンに勝る物はない。それに当然ながらダイアクロンシリーズの総合的なデザインが好きだという方もおられるだろう。



私は下のダイアバトルスを持っているのだが、単体での組み替えの楽しさはもちろんダイアクロン。いじって楽しいし、ある意味では組み替えの中で統一されたデザインを構築するという遊び方もダイアクロンにはあるだろう。



アシッドレインの楽しさを書いていたはずなのに、なぜだかダイアクロンの話になってしまったが…無理矢理アシッドレインに話を戻すと。



楽しいです。トイの背景にあるストーリーなども公式サイトで展開されているようだし、ソフビなども出している。

Amazonから買うと値段が張るが一応リンクを張っておく:



追記:でじたみんでも予約販売するのね。こちらの方が安い:



紛らわしさ注意のために紛らわしく1:18版のストロングホールドへのリンクも張っておく。ギミックも少々違う:



また、アシッドレインはストロングホールドの他にも、もうすこし工業機械的な雰囲気のLaurelというのも出している。


こちらは同じくLaurelでも1:18と思われるまだ未発売のもの(?):



1:28の方では近々こんなゴッツいのもでるらしくて楽しみだ(右下に写ってるヤツが胸部に収納されたりとかするのだろうか):



やっぱりおもちゃは楽しいね。




(abcxyz)

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