今回レビューするのはKickstarterプロジェクト「TERES CACHE」、アルミニウム製のボディーに、シリコンの内装、スライドして開け閉めするのも楽しい薄くスタイリッシュなコインケースだ。
本来なら2017年8月発送だったものだが、2018年1月になってようやく届いた。まあSuperbackerにとってはこれくらいの遅延は想定内だろう。美しい箱に入っている。
こちらが表面。写真ではわかりづらいが、左側にロゴが見える。それ以外にはなにもない、スムーズな表面。後述するが、この部分は、ぱっと見これ以外に外見的特徴のないこのコインケースを使う上での目印となっている。
裏面には何の装飾も施されていない。
実はロゴの表記される部分には、軸となる部分が存在し、その対角線上には小さな磁石が内蔵されている。ロゴを軸に、磁石部分をずらすように指でスライドさせるとコインケースが開く仕組みだ。磁石が入っているため、開け閉めの時には心地よく「はまる」感覚がある。
ぐるっと一周させて開け閉めさせることも可能だ。
内装はシリコンで、これにより小銭がアルミの本体に直接触れてガチャガチャ言わないようにしている。それでも全く無音にはならず、本体を振れば小銭同士が触れあえば音はするし、小銭がシリコンにあたったときにもくぐもった音が少しする。
実は軸部分にはより大きく深めな磁石が入っており、小銭をむりやり入れすぎてもコインケースが壊れず、軸部分が外れる仕組みになっている。
このようになる。なのでコインの入れすぎには注意しないといけない(どんなコインケースにも言えることだが)。
残念ながら日本円硬貨の持ち合わせが無いので入れて試すことができなかったが、アメリカの25セント硬貨(幅24.3mm、厚み1.7mm)なら12枚入るとしている。
薄く美しい外観、開け閉めの感覚は楽しい。それでもPaperwalletの「The Magic Coin Pouch」の紙の薄さ、紙の軽さと比べると、何も入っていなくても幅7.8cm、高さ0.97cm、重さ45gを占めてしまう。その一方でThe Magic Coin Pouchと比較すると、開いた瞬間ぱっと見で幾ら入っているのかはわかりやすいし、より物質的な愉しさを持ったプロダクトだとも言えるだろう。
今回のTeres Cacheにも、The Magic Coin Pouchにも言えることだが、このようなコインに特化しすぎたコインケース(変な言い方だが、より単純に袋状などのコインケースと比較して)は、コイン以外を入れることができないという特徴を持っている。
なおフィンランドはほぼカード社会なので私は日常的に現金はほぼ所持しておらず、手元にあった小銭は写真に写っているだけだった。日本を含めて現金社会である国を除けば、少なくともスウェーデンやデンマークなどでも現金を使わない社会になりつつあるし、中国でもデジタル決済が流行っていると聞く。なのでフィンランドに住むに当たって将来的にコイン特化型のコインケースがどれだけ意味を持つものかは怪しいところだが、度々日本に帰国するし、旅行先が現金社会だったりすることもあるし、まあ将来的にも使わないことは無いだろうかな。
(abcxyz)
コメント
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