ハンズフリーで水が飲める、腕装着型水筒「Wetsleeve」ミニレビュー



(下に日本語で記している)

Briefly in English: Hands-free hydration system. A wonderful design allowing you to drink as you walk, run, and cycle. I know its design is primarily meant for those who do those activities, but I wish the bite valve could be shut off / covered while not doing those activities.

Kickstarterで出資したWetsleeve。腕につける水筒というか、キャメルバッグというか、そんなの。(上の写真はまだ水を入れていない状態)

ランニングやサイクリング、アウトドアを駆けずり回ったり、両手を使わなければいけない作業をしつつも飲み物を飲むことを可能にしたデザイン。






上の開封してるのが自分用のMサイズ、下は妻用に買ったSサイズ。サイズは腕の大きさを自分で測って選択した。


トップ画像で手前に見えるチャックを開けると、中にはこのようなリザーバーが入っている。商品サイズによらずこのリザーバーは一律350ml。


水を入れる口は、ジップロックのような部分がある上に畳みこんでからベルクロで止めるかたち。飲み口は固いプラスチックの部分(青い部分)と半透明な柔らかい部分があり、外側の柔らかい部分を唇で挟むことでそれらの間に隙間ができて水が出てくる使用。なお、写真右上に見える緑のやつはその部分の付け替え用のもの。

この、口を当てれば水が出てくるというハンズフリーな所がこの製品のポイント。だがそれは逆に言えばこの飲み口が何かに触れれば水がそこから溢れ出ることも意味する。


リザーバーに水を入れて装着した状態。リザーバーに水をいれてからでないと、腕の膨らみのせいで飲み口を捻じ曲げて入れこまなければいけなくなって水が盛大に漏れ出てしまう。なので一旦スリーブを腕から外してからリザーバーをスリーブに入れ込んで、それから腕に装着しよう。

リザーバーには熱いものは入れてはいけないが、説明書では氷を入れることで飲み物を冷たく保つ事ができるとしている。スリーブのリザーバー入れの部分はクーラーボックスの中身のような銀色で、腕側はクッション的な素材があり、空気の層ができる仕組みにはなっているようだ。とはいえ、冷たい水を入れた状態で装着したら前腕が冷たく感じたが。

リザーバーの中には水以外にもスポーツドリンクなどを入れることもできる。

混み合う通勤電車では飲み口がこすれて水がダダ漏れになってしまうから使うことは難しいだろうしそもそもそんな使い方想定されていないだろうが、ランニング、サイクリング、スポーツをする人やアウトドア好きな人にとっては便利なはずだ。水筒を取り出す手間もなく、両手が塞がっていても飲めるのは素晴らしいアイデアだと思う。そう思う一方で飲み口を完全にカバーできるような仕組みもあればとも思う。


(abcxyz)

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