Kickstarterで昨年資金募集していたKano Pixel Kit。プロジェクトをやっているのは「誰でも作れるコンピュータKano」としてすでに成功したKickstarterプロジェクトをだしているKano。
私が出資したのはPixel Kit、Camera Kit、Speaker Kitのみっつを合わせたもの。それぞれLEDボード、カメラ、スピーカーのついた小さなコンピューターで、プログラム可能なもの。それぞれのキットには別々のセンサーが付いてくるのだが、それらは互換性があり、他のキットにつけて使うこともできる。
最初に発送されたPixel Kitは、当初昨年のホリデーシーズンに発送予定となっていた。あれから半年以上経ったが、無事に作られて発送されたのは嬉しいところ。あとの二つのキットも楽しみだ。
レビュー部分はこちらの動画で(日本語字幕をつけている。表示されていないようであれば)ご覧いただければと思う。
後は写真も少々。まずは開封写真から。
説明書のキャラクターは「柔道家」(笑)もしかしたらKanoは日本語の「可能」からだろうか?
ボードの中にはSanDiskのUltra HC1の8GBのMicroSDカードが入ってる。LEDに関しては説明書でわかりやすい(けどあまり詳しくない)説明も。ここら辺は子供の興味を持たせながら飽きさせないバランスがうまいと思う。リチャージャブルバッテリーが付いて、こういうのやボタンとなるプラスチックのパーツをはめ込み完成させる。プラパーツはケースはまだよかったが、ボタンやジョイスティックのパーツはバリがバリバリ。
付属の傾きセンサー。ボールベアリングみたいな感じになっていて、中のボールが動くことで傾きを検知する。
こうして光る。
だが何よりもこのプロダクトに欠かせないのが、ブロック式の非常にわかりやすいコーディングシステム。コーディング用のアプリケーションは、一からコーディングを教えてくれるし、アプリでコーディングしている最中にPixel Kitをパソコンにつないでいれば、コーディングの全ての課程でPixel Kitが生で反応してくれるのもいい。
あと、パソコンとPixel KitをつなげるときにPixel KitをWiFiにつなげる設定があるが、BlackBerry KeyOneのテザリング設定を5GHzにした状態ではみつからず、2.4GHzに戻さなければならなかった。
なお、このKanoのプロジェクトはギズモード・ジャパンでも紹介されている。
(abcxyz)
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