エミュレータ用にPalm OSのROMをUSBで吸い出し。
ちらりとネットを調べた限り、日本語の情報でPOSEを使用したROM吸い出しをUSB経由で行っているところが見つからなかったので記す。
必要なもの:
・母艦 (今回はWindows 10でやった)
・Palm OS Emulator(POSE) 最新版は3.5
・Palm Desktop (のバージョン4.0.1以上に含まれるUSBPort.dll)
・Palm OSデバイス (今回はPalm m505日本版)
・母艦とPalmをつなぐもの (USBホットシンク/充電ケーブルでやった)
下準備:
「ROM transfer.prc」をPalm側に入れた後、HotSyncマネージャーを閉じておく。
Palm Desktop 4.0.1以上のバージョンをインストール、インストールディレクトリから「USBPort.dll」をPOSEを入れているフォルダ(例:「C:\Users\ユーザー名\Downloads\emulator-win」)に移動。Brighthandのありがたい投稿こうすれば、エミュレータ(Emulator.exe)を起動し「Download」から「COM1」ポートの代わりに「USB」が選択できるはず…なのだができなかった。
その後一応「System 32」ディレクトリ(C:\Windows\System32)にも「USBPort.dll」をコピーした後に、「Emulator.exe」のプロパティから「互換性」>互換モード「Windows XP (Service Pack 2)」にして「管理者としてこのプログラムを実行する」にチェックを入れた。
その後「Emulator.exe」を開き「Download」>「Port」から「COM1」の下に無事「USB」が表示され、それを選択することができた。
Palm Desktopも互換モード(XP)で動かすようにしているから、そのせいなのかもしれないが、多分「Emulator.exe」は初回起動時にDLLチェックをしているんじゃないかと思う。初回起動時にはスタートメニューに登録するかどうかを尋ねるポップアップが出て来るのだが、互換モード設定をした後起動したときにも表示された。だからもしかしたらUSBPort.dllをエミュレータのディレクトリにコピーしてからEmulator.exeを初めて起動したらできたかもしれない。
参照 Brighthand
(abcxyz)
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