今使っている日本のDocomoのSIMは時をさかのぼり2009年に親に契約してもらったよくわからない契約をそのまま使っており(SIMカードはフルサイズSIMだったものを2013年くらいにnanoSIMに変更、契約そのまま)、元々はHT-03A(HTC)のものだった。この契約は実家に帰ったときに自分の口座から引かれるようにしたりとか別のプランにしたりとか何とかしようと思う。
だが今実家から遠く離れたところで、データ通信が不安定だし遅いので、日本通信bモバイルの6か月間(正確には185日)データ通信使い放題で1万2744円で販売されていたU300を購入した。日本では携帯サービスの価格が国際的に見て高い。フィンランドでは4G、データ無制限で(速度はたぶん20Mbit/s)通話サービス(確か200分まで無料)付きで14ユーロ程度、日本円で1800円くらい。
bmobileのこれはデータ通信のみで通話はできないしSMSも使えない。だが1か月換算すると2124円、1日換算で68.9円ほど。悪い値段ではない。
だがしかしこのbmobile U300、店頭ではnanoSIM版とmicroSIM版は売り切れており、フルサイズのSIM(標準SIM)しかなかった。「FairphoneはフルサイズのSIMが2枚入るし、大丈夫か」と思い購入したものの、Fairphoneは4Gには対応していなかった!U300は4G/LTE用のSIMなのに…。
というわけでどうしようかと思い、SIMカッターを買ったものの、切る前になって不安になってきた。
(これは私の買ったものと全く同じというわけではないようだ。私のには「4FF (Nano SIM) Cutter」と書いてあり、nanoをmicroに、microをフルサイズにするアダプタとSIMスロットを開けるためのピンもついている)
なのでフルSIMが入ってLET対応のSIMフリーのスマホかモバイルWiFiルーターを買おうと思い立った。しかしなかなか見つからない。ようやく見つかったのはHuaweiのE5377。800MHz帯では4Gは使えないと言われたが、そこまで速さにこだわりはないし大丈夫かと思い購入した。
購入して起動して、E5377にパソコンを接続して、ブラウザが開くのでAPIの設定をしてやるとすぐにWiFiモバイルルーターとして機能しだした。また、更新チェックをするとE5377のファームウェアのアップデートが来ていた。
現在電波の受信状況の非常に悪いホテルにおり(ホテルのWiFiも不安定だ)、受信感度を示すバーは1本しか立っていないが、Narrative Uploader(アップロード制限はUnlimitedにしている)では120KB/sくらい出ている。SIMカードのサイズとスマホの4G非対応のため(Nokia Lumia 930に刺せたら問題なかった)、そしてSIMを切り出す勇気がなかったために思わぬ出費となったが、SIMフリーなために海外でもモバイルルーターとして使用できるし、フルサイズSIMが入るので小さいサイズのSIMならば二束三文で買えるアダプタを付けてやれば使える。
バッテリーの持ちはそこまでよくはないというレビューが多いようだが、これまではスマホでテザリングすることでWiFiモバイルルーターの代わりとして使用していたことから、スマホ本体のバッテリーの消費が激しかった。どのみち普段から複数のモバイルバッテリーを携帯しているのでこの点問題ないだろう。今のところは非常に満足している。
SIMの方はAmazonではもう取り扱いがないようだが、購入する際にはくれぐれもSIMカードのサイズにご注意を。
(abcxyz)
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