なんだかんだであんまり弄っていないLumia 820だけでは飽きたらず、メインで使っているNokia Lumia 930にもいれてしまった。もしかしたらすでに8.1でも入ってて自分が気づかなかった機能もあるかも知れないが、気づいた点を適当に書く。導入に際してはLumia 820に入れた時の投稿を参照あれ。
画面が大きな機種でも型手持ち使用可能になる「One-Handed Mode」:
ホームボタンを長押しすると、画面上部が画面下部に来る「One-Handed Mode」というものが作動する(最初はバグかと思ったが)。これにより、片手持ち時にも通知バーを下ろしたり、画面の上のほうにあるアイコンをクリックすることが容易に。もう一度ホームボタンを長押しすると解除される。iOSでは「Reachability」として同様の機能がある。
日本語の音声入力も可能に:
キーボード左上のマイクアイコンから日本語の音声入力も可能に。Windows Phoneでの日本語QWERTYキーボードはAndroidやiOSよりも個人的には使いやすいが、音声入力はやっぱり便利。
Cortanaで日本語検索した後にもう一度Cortanaを出すと、一瞬だけ日本語を表示する:
この状況を再現したい方は、一度Cortanaから日本語を入力して検索。検索結果を表示したあと、もう一度Cortanaを起動すると見ることができるだろう。日本語で「何をお手伝いしましょうか?」なんて一瞬表示されたあと、英語の表示に戻ってしまうが。これは当然ながら日本語を音声入力して検索しても再現した(Cortanaに直接話しかけるのではなく、日本語キーボードを出して文字入力状態からマイクアイコン選択して日本語音声入力)。
Cortanaの設定方法はデスクトップ版のWindows 10とほぼ変わらない。こちらの投稿を参照のこと。
矢印キーの機能を持つポッチがキーボードに追加された:
キーボード左下、「z」と「x」の間に緑色のポッチが追加された。この部分を押したまま、左右上下にスワイプすることで、カーソルの移動が可能になった。これまで入力時にカーソルが存在しないこと、また、テキスト選択時に「文字と文字の間の隙間」ではなく、「単語」や「文字の塊」が選択されており、その合間にカーソルを移動させてテキストを修正するのが難しかったが、これでテキスト修正が楽になった。
キーボード言語間の切り替え方法が変わった:
これまでは「&123」と書かれた左下のキーを長押しすることで言語が切り替わっていたが、このボタンを長押しすると設定ボタンと現在選択言語が表示されたボタンが出てくるように。現在選択言語ボタンを押すと、インストールしているキーボード一覧が表示される。このため多数の言語キーボードを使い分けている人にはすぐに多様なキーボードを切り替えられるようになった 。
また、スペースキー上で左右にフリックすることで簡単に言語の切り替えが可能になった。これまでの「&123」での切り替えでもワンキーで言語切替はできたが、それはトグル式だった。新たなスペースキーでの切り替えでは左右にフリック可能なので、複数の言語キーボードがある場合、例えば私の場合:
左にフリックで「英語」 < 現在選択している「日本語」 > 右にフリックで「フィンランド語」
というふうに切り替えれるのでより便利。
電源を落とすときに今日の予定が表示されるように:
これまで電源を落とすときにはただ「good bye」とだけ表示されていたが、予定がカレンダーに入っていると「 don't forget」の文字とともに予定が表示されるように。それとも前からこうだったっけ?日本語では「忘れないで」とか表示されたと思う。
標準の「Photos」でも「Living Images」が見られるように:
これまで「Lumia Camera」もしくは「Lumia Storyteller」でしか見ることができなかったLiving Imagesが、標準の「Photos」でも。ただし、Lumia Storytellerではちゃんと画像を見ることができなかったりする。「Photos」で見れるので問題ないのだが、方向転換とかいった単純な画像編集以外の、例えば「Rich Capture」の編集などは現在のところうまく機能しないようだ。
「Photos」が(Windows 8.1)のOneDriveみたいに本体に保存されていない写真や動画のサムネイルの表示可能に:
これは、外部保存ストレージを持たないNokia Lumia 930にはとてもありがたい機能だ。サムネイルのロード中にはクラウドマークが表示される。Windows 10デスクトップ版のOneDriveもさっさとこの、Windows 8.1版の「スマートファイル」機能を復活させてくれ。
アプリのアップデートが行われようとするが、「0X90073CF9」というエラーでアップロードが完了できない問題:
ものによってはダウンロードを一時停止した状態にして、アプリをストアからインストールすればアップロードが可能という報告や、アップロードをキャンセルしてからストアから同アプリをインストールすればいいとの話もある。
私の場合はうまくいかないものもあったし、何度かエラーが出てもやり直しや再起動をしているうちに直ったものも。しかしなかにはストアに存在しない複数のアプリも存在し、それらはアップデートできていない。
Lumia Cameraがアップデートされないのは、10 Mobileではこれが「Windows Camera」(アプリ一覧ではただ「Camera」と表記)に置き換えられるということもあるのかもしれない。
Windows 10から8.1へのロールバック:
途中Insiderのアップデートがずっと0%のままいつまでたってもダウンロードされない問題が発生。これはWindows Centralを参考に、8.1にロールバックした。
ロールバック中。
ロールバックすると、設定とかアプリとか(少なくとも以前入っていたアプリはバックアップの設定をしていれば簡単に入れ直せる)、そして撮影した画像類も全部消える。「Living Images」を含めた画像類を消したくない方はケーブルを繋いでパソコンにバックアップするのがいいだろう。
アラームは手持ちの曲から選択可能:
「Alarms & Clock」アプリ、8.1の時に設定していたアラームはそのまま残っていたが、アラーム音は勝手に別の音になっていた。また、アラームでは音源を「Pick from my music」で手持ちの楽曲から選択できるほか、「Pick from ringtones」で最初から入ってるアラーム音や通知音が選択可能。
新たな機能などを学ぶことのできるInsider Hubには「実績」がある:
様々な新たな機能が紹介されるInsider Hubでは、それぞれの機能紹介ページで「Done」ボタンを押すとフィードバックを書くページが表示される。これを行っていくと実績をクリアしてバッジがもらえる。
Feedbackを与えた回数なども記録されており、同様に回数に応じてバッジが与えられる。ゲーム感覚だ。
本体が熱くなってバッテリーの消費が激しかったりする時もあるし、画像の編集がまだきちんと機能してなかったり、挙動が不安な部分もあり、みんなにオススメ出来はしないが、勇気のある新しもの好きの自己責任でできる人にとっては、現状でも十分8.1との違いを楽しめる、面白いOSとなっている。
(abcxyz)
画面が大きな機種でも型手持ち使用可能になる「One-Handed Mode」:
ホームボタンを長押しすると、画面上部が画面下部に来る「One-Handed Mode」というものが作動する(最初はバグかと思ったが)。これにより、片手持ち時にも通知バーを下ろしたり、画面の上のほうにあるアイコンをクリックすることが容易に。もう一度ホームボタンを長押しすると解除される。iOSでは「Reachability」として同様の機能がある。
日本語の音声入力も可能に:
キーボード左上のマイクアイコンから日本語の音声入力も可能に。Windows Phoneでの日本語QWERTYキーボードはAndroidやiOSよりも個人的には使いやすいが、音声入力はやっぱり便利。
Cortanaで日本語検索した後にもう一度Cortanaを出すと、一瞬だけ日本語を表示する:
この状況を再現したい方は、一度Cortanaから日本語を入力して検索。検索結果を表示したあと、もう一度Cortanaを起動すると見ることができるだろう。日本語で「何をお手伝いしましょうか?」なんて一瞬表示されたあと、英語の表示に戻ってしまうが。これは当然ながら日本語を音声入力して検索しても再現した(Cortanaに直接話しかけるのではなく、日本語キーボードを出して文字入力状態からマイクアイコン選択して日本語音声入力)。
Cortanaの設定方法はデスクトップ版のWindows 10とほぼ変わらない。こちらの投稿を参照のこと。
矢印キーの機能を持つポッチがキーボードに追加された:
キーボード左下、「z」と「x」の間に緑色のポッチが追加された。この部分を押したまま、左右上下にスワイプすることで、カーソルの移動が可能になった。これまで入力時にカーソルが存在しないこと、また、テキスト選択時に「文字と文字の間の隙間」ではなく、「単語」や「文字の塊」が選択されており、その合間にカーソルを移動させてテキストを修正するのが難しかったが、これでテキスト修正が楽になった。
キーボード言語間の切り替え方法が変わった:
これまでは「&123」と書かれた左下のキーを長押しすることで言語が切り替わっていたが、このボタンを長押しすると設定ボタンと現在選択言語が表示されたボタンが出てくるように。現在選択言語ボタンを押すと、インストールしているキーボード一覧が表示される。このため多数の言語キーボードを使い分けている人にはすぐに多様なキーボードを切り替えられるようになった 。
また、スペースキー上で左右にフリックすることで簡単に言語の切り替えが可能になった。これまでの「&123」での切り替えでもワンキーで言語切替はできたが、それはトグル式だった。新たなスペースキーでの切り替えでは左右にフリック可能なので、複数の言語キーボードがある場合、例えば私の場合:
左にフリックで「英語」 < 現在選択している「日本語」 > 右にフリックで「フィンランド語」
というふうに切り替えれるのでより便利。
電源を落とすときに今日の予定が表示されるように:
これまで電源を落とすときにはただ「good bye」とだけ表示されていたが、予定がカレンダーに入っていると「 don't forget」の文字とともに予定が表示されるように。それとも前からこうだったっけ?日本語では「忘れないで」とか表示されたと思う。
標準の「Photos」でも「Living Images」が見られるように:
これまで「Lumia Camera」もしくは「Lumia Storyteller」でしか見ることができなかったLiving Imagesが、標準の「Photos」でも。ただし、Lumia Storytellerではちゃんと画像を見ることができなかったりする。「Photos」で見れるので問題ないのだが、方向転換とかいった単純な画像編集以外の、例えば「Rich Capture」の編集などは現在のところうまく機能しないようだ。
「Photos」が(Windows 8.1)のOneDriveみたいに本体に保存されていない写真や動画のサムネイルの表示可能に:
これは、外部保存ストレージを持たないNokia Lumia 930にはとてもありがたい機能だ。サムネイルのロード中にはクラウドマークが表示される。Windows 10デスクトップ版のOneDriveもさっさとこの、Windows 8.1版の「スマートファイル」機能を復活させてくれ。
アプリのアップデートが行われようとするが、「0X90073CF9」というエラーでアップロードが完了できない問題:
ものによってはダウンロードを一時停止した状態にして、アプリをストアからインストールすればアップロードが可能という報告や、アップロードをキャンセルしてからストアから同アプリをインストールすればいいとの話もある。
私の場合はうまくいかないものもあったし、何度かエラーが出てもやり直しや再起動をしているうちに直ったものも。しかしなかにはストアに存在しない複数のアプリも存在し、それらはアップデートできていない。
Lumia Cameraがアップデートされないのは、10 Mobileではこれが「Windows Camera」(アプリ一覧ではただ「Camera」と表記)に置き換えられるということもあるのかもしれない。
Windows 10から8.1へのロールバック:
途中Insiderのアップデートがずっと0%のままいつまでたってもダウンロードされない問題が発生。これはWindows Centralを参考に、8.1にロールバックした。
ロールバック中。
ロールバックすると、設定とかアプリとか(少なくとも以前入っていたアプリはバックアップの設定をしていれば簡単に入れ直せる)、そして撮影した画像類も全部消える。「Living Images」を含めた画像類を消したくない方はケーブルを繋いでパソコンにバックアップするのがいいだろう。
アラームは手持ちの曲から選択可能:
「Alarms & Clock」アプリ、8.1の時に設定していたアラームはそのまま残っていたが、アラーム音は勝手に別の音になっていた。また、アラームでは音源を「Pick from my music」で手持ちの楽曲から選択できるほか、「Pick from ringtones」で最初から入ってるアラーム音や通知音が選択可能。
新たな機能などを学ぶことのできるInsider Hubには「実績」がある:
様々な新たな機能が紹介されるInsider Hubでは、それぞれの機能紹介ページで「Done」ボタンを押すとフィードバックを書くページが表示される。これを行っていくと実績をクリアしてバッジがもらえる。
Feedbackを与えた回数なども記録されており、同様に回数に応じてバッジが与えられる。ゲーム感覚だ。
本体が熱くなってバッテリーの消費が激しかったりする時もあるし、画像の編集がまだきちんと機能してなかったり、挙動が不安な部分もあり、みんなにオススメ出来はしないが、勇気のある新しもの好きの自己責任でできる人にとっては、現状でも十分8.1との違いを楽しめる、面白いOSとなっている。
(abcxyz)
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