Pebbleのデベロッパー向けメール/サイトでは12週にわたり、毎週Pebble Time向けアプリとして開発されたものの中からクールなものを選ぶ「Pebble Timeline Challenge」というコンペを行っている。
あまり自分にとって興味のあるものがこれまで無かったのでそれは紹介してこなかったのだが、今週選ばれたものは面白いと思ったので紹介しよう。
「Pushbutton」という名のアプリがそれだ。このアプリは「IFTTT」の「Do Button」として機能するのだ。これはPebble Timeだけではなく、初代Pebbleでも機能する。
IFTTTは「If This Then That」の略で、「もしコレならアレしろ」みたいな感じの意味。複数のオンラインサービス間でいろいろなアクションを「レシピ」という形でマクロ化して、簡単に実行できるサービス。例えば、「もしFacebook上の写真に自分がタグ付けされたら、Dropbox内にその写真をダウンロードしろ」、「Twitterで自分がツイートしたら、同じ内容をTumblrでもしろ」、「明日雨の予報なら、自分宛にメールしろ」みたいなことができる。
そんなIFTTTの「Do Button」がPebbleから押せるようになったのだ。
これでPebbleの可能性は大きく広がったといってもいいかもしれない。例えばこのアプリと「Doレシピ」を使えば、気まずい状況などで自分に電話を掛けるとか*、家がいわゆる「スマートホーム」なら電気をつけたり消したり、Nestサーモスタットの温度を設定したものに変更するなどの行為が手首のスマートウォッチをちょいちょいっといじるだけで可能になるのだ!
*現在のところIFTTTのレシピでは、電話に直接掛けるのはアメリカの番号しかサポートされていないようだが。SMSは日本のものでも機能するが。
初期状態では、Pebbleアプリで「Pushbutton」をダウンロード、アプリの設定でIFTTTアカウントにログインすると「Email yourself a fun & random GIF」というレシピが入っている。
Pebble本体側で「Pushbutton」を起動し、右真ん中ボタンを押すと「Do」ボタンが押されたことになり、円形が動く~チェックマーク表示のアニメーションが出て、ランダムなGIF画像がエンベッドされたメールが届く。
(アニメーション)
(こんなランダムなGIFアニメーションが届いた。届くものは毎回違う。)
初期状態ではこのなんとも使えないレシピしかアプリには入っていないが、もしすでにIFTTTで「Doレシピ」が存在するのであればアプリ設定画面に表示されているだろう。
そんなレシピを持っていないという人も、IFTTTに登録すればすぐに使えるDoレシピがたくさん存在しているので試してみるといい。
Doレシピを「My Recipes(マイレシピ)」に登録してから、Pebbleアプリの「Pushbutton」の設定画面を開くと、ちゃんとIFTTTのアカウントと同期してIFTTTの「My Recipes」に登録されているレシピが表示される。ここでたぶん画面下の「Save」を押すとPebble側のアプリにもこの情報が同期される。
複数のレシピが「Pushbutton」内にある状態では(直感的にわかる通り)、Pebble本体の右側上下ボタンで「Do」するレシピを選択できる。
ので、現在地をGoogle MapのリンクにしてSMSで送ってくれるレシピを入れてみたり、SMSは受信するのにお金がかかるかと思って、メールで現在地を受信するレシピを入れてみたりした。
スマホのPebbleアプリの「Pushbutton」設定画面では、「あなたのPebbleは今のところまだTimelineをサポートしていません!でもサポートされれば、PebbleのTimelineにアクションが出てくるよう予定することもできます」とも書かれている。
(*初代Pebbleも後々Timelineに対応する予定となっている)
すでにPebble Timeを用いて「Pushbutton」でIFTTT Gmail channelを使い、ボイスノートをとれるようにした人も。
(abcxyz)
あまり自分にとって興味のあるものがこれまで無かったのでそれは紹介してこなかったのだが、今週選ばれたものは面白いと思ったので紹介しよう。
「Pushbutton」という名のアプリがそれだ。このアプリは「IFTTT」の「Do Button」として機能するのだ。これはPebble Timeだけではなく、初代Pebbleでも機能する。
IFTTTは「If This Then That」の略で、「もしコレならアレしろ」みたいな感じの意味。複数のオンラインサービス間でいろいろなアクションを「レシピ」という形でマクロ化して、簡単に実行できるサービス。例えば、「もしFacebook上の写真に自分がタグ付けされたら、Dropbox内にその写真をダウンロードしろ」、「Twitterで自分がツイートしたら、同じ内容をTumblrでもしろ」、「明日雨の予報なら、自分宛にメールしろ」みたいなことができる。
そんなIFTTTの「Do Button」がPebbleから押せるようになったのだ。
これでPebbleの可能性は大きく広がったといってもいいかもしれない。例えばこのアプリと「Doレシピ」を使えば、気まずい状況などで自分に電話を掛けるとか*、家がいわゆる「スマートホーム」なら電気をつけたり消したり、Nestサーモスタットの温度を設定したものに変更するなどの行為が手首のスマートウォッチをちょいちょいっといじるだけで可能になるのだ!
*現在のところIFTTTのレシピでは、電話に直接掛けるのはアメリカの番号しかサポートされていないようだが。SMSは日本のものでも機能するが。
初期状態では、Pebbleアプリで「Pushbutton」をダウンロード、アプリの設定でIFTTTアカウントにログインすると「Email yourself a fun & random GIF」というレシピが入っている。
Pebble本体側で「Pushbutton」を起動し、右真ん中ボタンを押すと「Do」ボタンが押されたことになり、円形が動く~チェックマーク表示のアニメーションが出て、ランダムなGIF画像がエンベッドされたメールが届く。
(アニメーション)
(こんなランダムなGIFアニメーションが届いた。届くものは毎回違う。)
初期状態ではこのなんとも使えないレシピしかアプリには入っていないが、もしすでにIFTTTで「Doレシピ」が存在するのであればアプリ設定画面に表示されているだろう。
そんなレシピを持っていないという人も、IFTTTに登録すればすぐに使えるDoレシピがたくさん存在しているので試してみるといい。
Doレシピを「My Recipes(マイレシピ)」に登録してから、Pebbleアプリの「Pushbutton」の設定画面を開くと、ちゃんとIFTTTのアカウントと同期してIFTTTの「My Recipes」に登録されているレシピが表示される。ここでたぶん画面下の「Save」を押すとPebble側のアプリにもこの情報が同期される。
複数のレシピが「Pushbutton」内にある状態では(直感的にわかる通り)、Pebble本体の右側上下ボタンで「Do」するレシピを選択できる。
ので、現在地をGoogle MapのリンクにしてSMSで送ってくれるレシピを入れてみたり、SMSは受信するのにお金がかかるかと思って、メールで現在地を受信するレシピを入れてみたりした。
スマホのPebbleアプリの「Pushbutton」設定画面では、「あなたのPebbleは今のところまだTimelineをサポートしていません!でもサポートされれば、PebbleのTimelineにアクションが出てくるよう予定することもできます」とも書かれている。
(*初代Pebbleも後々Timelineに対応する予定となっている)
すでにPebble Timeを用いて「Pushbutton」でIFTTT Gmail channelを使い、ボイスノートをとれるようにした人も。
Hacking at PushButton #Pebble app & @IFTTT #gmail channel to turn it into personal voice notes taker pic.twitter.com/ox0kX5mFcG
— Yuriy Galanter (@YGalanter) 2015, 5月 26
(abcxyz)
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