Fairphone OS「Kola Nut」のバージョンが上がり1.8.5に。

Fairphoneからのメールによれば、5月19日にソフトウェアアップデート「Kola Nut 1.8.5」が登場するという。昨年12月に出た「Kola Nut 1.8」に改善を加えたものとなっている。

「The 1.8.5 release includes bug fixes, security fixes and overall stability improvements.」

バグフィックス、セキュリティフィックス、全体的な安定性の向上とか。これはFP1(2013年後期と2014年初めに出た最初のFairphone)とFP1U(2014年中旬に出たもの)の両方に対するものとされている。

詳しくは公式サポートページを見てもらうとして、そちらに掲載されているこのアップデートの内容は「1.8」と変わらず以下のような感じ。

・Fairphone Updaterアプリが新たに:もっと表示情報が増え、Stock AndroidとFairphone OS(Android for Fairphoneとも表記されている)の切り替えもより簡単に。

・Google AppsのインストールがFairphone Updaterアプリにインタグレートされた

・(FP1のみ)カーネルドライバーに変更を加えたことで、ゴーストタッチ(ミスタッチ)と残像(スクリーンアーティファクト)を制限した()

・Bluetoothスタックを改善することでinteroperabilityを改善

・(FP1のみ)About phone>Statusで表示されるシリアルナンバーが「123456789ABCDEF」から実際のシリアルナンバーになるよう変更

・ビデオカメラアプリでクラッシュの原因となっていたエフェクトを削除

・Catalan語が追加された

・SMSからMMSへのコンバージョンを改善

・GPS EPOダウンロードがデフォルトでdisableされた。これによりassisted GPSが使用可能な状況(例えば、接続があるときにはAGPSを使用した方が早くGPSフィックスを得られる)でより早く最初のエリアのフィックスが可能に(?よくわからないが、FP1のGPS精度はNokia Lumia 930と比べると低い。また、Ingressなどでも現在地を特定するのにいちいち時間がかかる。これで早くなるとよいが。)



(abcxyz)

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