NarrativeはKickstarterでMemotoとしてプロジェクトを初まった。それが無事に製品化できた後に、最初うちはクラウドサービスを無料で提供し、そのうち有料のプレミアムサービスを開始するという話であった。後継機のNarrative Clip 2も発表されて暫くたった今、ようやく有料プランの話がまとまってきたようだ。
Narrativeサポートサイトに新たにアップデートされその記述たによると、iPhoneとAndroid用のアプリ、ウェブアプリ共に無料プランもプレミアムプランも変わりない。だが違いはストレージの容量にあり:
無料プラン 10GBまで
プレミアムプラン 1TBまで
とのこと。但し、これらの容量は今後変更の可能性があるとのこと。
すでにNarrativeユーザーである場合、すでにアップロードされている画像については、この容量制限にはカウントされないので、プランの導入後サインアップした時には無料であれプレミアムであれ上記の容量が使用できる。
この無料プランの容量は、カジュアルユーザーにもNarrativeの魅力を全て知ってもらえる程度の容量ということで決定したようだ。この想定されている「カジュアルユーザー」は、月に数回Narrative Clipを使用し、HD解像度で画像を保存(このHD解像度は最高解像度では内容だが、それでもスクリーンで見るに耐えうる解像度だそう)するユーザーとのこと。
プレミアムプランは導入価格として一月2ドルで始まり、この月2ドルの導入価格の時にサインアップした人は、今後プレミアムプランの価格が上がることがあっても価格はそのままということ。
写真の容量をコントロールする手段として、(1年以上前から言われていた)写真撮影時のインターバルの設定と、解像度の設定が可能なツールが提供されるようだ。もちろんアップロード後に画像をまとめて消したり時間を指定して消したりもできる。
まだこのプレミアムプランの内容が固まってきたというだけで、実際いつからこのプランが提供されるのかは現時点では不明。
Narrative購入時に、「有料プランが登場したら*ヶ月間分のプランが無料」とかいう条件で購入している場合(例えばKickstarterでバックしている場合は「1 year subscription」1年間分が無料になるはず)は、その「*ヶ月」分無料でプレミアムプランが使える。
多分どちらのプランであってもローカルディスクに保存してクラウドサービスを使用しないという選択肢も存在する。その場合使えないのは、Narrativeのクラウドサービスに付属している自動写真認識アルゴリズムによる自動区分けや写真の取捨選択機能。
Narrative関連の他のニュースとしては、Narrativeクラウド上にアップロードされた画像枚数が1億5000万枚を突破したそうで、短い記念動画が出ている。
他に、Narrative Clip 2のディスカウントプログラムKarmaにもアップデートがあった。
・A DAY IN THE LIFE OF? 誰か別の人の一日を見ることができるとしたら誰のものを見たい?
・HOW WOULD YOU WEAR THE CLIP? どうやってNarrativeを身につける? シャツ/帽子/バッグ/ネックレス
それぞれ200カルマが手に入るタスク/アンケートが追加された。
この投稿内の画像は初代Narrativeによって撮影したもの。サイズは小さくしてあるし、ものによってはクロップしているが。
(abcxyz)
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