個人的な存在からソーシャルな存在へと変わりゆくウェアラブル・ライフログ・カメラNarrative。写真に人をタグ付けできるように

Narrative Appがアップデートされ、写真内の人をタグ付けできるようになった。

Narrative公式ブログにはこのように書かれている(訳はだいぶ意訳で適当だが):

我々がはじめた当初、Narrativeは多くの人にとりプライベートなフォトジャーナルのようなものであったし、つい最近までそのとおりであった。ユーザーの話によると、Narrative Clipは彼らの人生に意味深い変化を与えており、後に思いだせるようにと思い出を写真に撮りながらも、これでユーザーは旅行中や家族や友だちと過ごす時間にその場に「居る」*ことができるようになったということだ。

今年になり、我々はパブリックなNarrative Serviceを開始し、ユーザーはPublic Momentsを介しMomentsをお互いに共有できるようになった-自分一人のものにしているにはあまりにもいいものだから!これがNarrativeが何であるかという見方を根本から変え、プライベートなフォトジャーナルから、ソーシャルなフォトツールへと、Narrative Clipの写真をNarrative App内でシェアするという選択肢が可能になった。Clipを持っていなくとも無料でNarrative Accountに登録し、人々がシェアしているMomentsを閲覧し、「いいね!」し、コメントすることができるようになった。

*(Stay in the moment)つまり、その時々を記録しようとカメラやスマホ越しにその場に「ただ存在する」のではなく、それらの人々とのコミュニケーションや、自分の存在を脇に追いやること無く常にその場に「居る」ことができるということ。Narrativeの元々のコンセプトの一つ。

というわけでソーシャルな存在へと変化しているNarrative。友達や家族、共有したい人にアカウントを作ってもらい、彼らをタグづけできるようになった他、タグ付けされたら通知が来る設定も追加された。





タグ付けしたい写真を選択すると、画面下の左から2番めにタグアイコンが表示される。それをタップして名前を書いていくとタグがつけれる。





ただし、タグ付け可能なのはすでにNarrativeアカウントを持つユーザーの名前のみのよう。





今まで気付かなかったが、Narrative Appの「Settings」からはアップロードしている写真数とMoment数が表示されている。すでに自分は写真を18万枚もアップしてるのか。もっと下の「Notifications」の項目一番下にある「New Tag」がタグ付けされた時に通知が来るかどうかの設定。





自分で自分をタグ付けすることも可能だ。Public Momentsでもすでにユーザーがタグ付けされているものが見られる。Private Momentsでもタグ付けすることは可能。タグ付けされた写真を含むMomentは「with XXX(ユーザー名) and XXX(ユーザー名)」などという形で表示される。また、Private Momentであってもタグ付けされた写真を含むと(たとえそれが自分のみをタグ付けしたものであっても)「like」と「comment」ボタンが表示される。

きっとこのMomentをPrivateにしたままの状態でタグ付けすると、タグ付けされた人との間のみで共有可能なのだろうが、タグ付けする相手が今のところいないので私自身はその確認はできていない。



(abcxyz)

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