日本の金属工芸がインスパイアする3Dプリンティング

3DプリンティングサイトShapeWaysで偶然カニのポーザブルフィギュアを見つけて、面白そうなので詳細を見てみた。

すると、「日本の自在置物にインスパイアされた」なんて書いてあるではないか。恥ずかしながらこれまで自在置物について、少なくともその名称に関しては知らなかった。だがグーグル先生にお伺いを立ててみると、なんとも美しい、可動式の生物のフィギュアたちが。Wikipedia先生曰く

日本の金属工芸の一分野。鉄や銅、銀、赤銅(金と銅の合金)、四分一(銀と銅の合金)などの金属板を素材として、龍、蛇、鳥、伊勢海老、海老、蟹、蝶といった動物の模型を写実的に作るのみならず、それらの体節・関節の部分を本物通りに動かすことをも追求し、そのための複雑な仕組みを内部に施すのが大きな特徴である。

技術や品質に違いはあれど、現代のフィギアとか、関節が動く虫の食玩とかに反応しちゃう自分、そしてそういった商品が販売されるに至っちゃう日本はやっぱ凄いな。なんて思ったり。





もう売られていないけど、このシリーズのスズメバチのを持ってるんだけど、自然の造形の美しさを愉しむという意味では自在置物と変わらないんだろうな。その意味では町中で見かける彫刻作品とか、キャラクターもののスタチュー類にも通ずるところはあるんだろうな。



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