*2019年11月28日追記:リンクが切れていたので更新。
なぜだか新しくヘッドホンが欲しくなった。
本命は姉妹ブログ「ヨーロッパのダンス系」でも紹介しているDavid Guetta(フランス)やLMFAO(アメリカ)のミュージックビデオにも出てくる「Monster Beats by Dr. Dre」のオーバーヘッド型のヤツ。デザインが素晴らしくかっこ良く、購買意欲を刺激されるのだが、値段がいかんせん高い。
*リンクは2017年末から売られているBeats Studio3 Wireless。この記事を当初執筆した2012年当時からはだいぶ進化しているかもしれないので音質に関しては記事内容と完全に当てはまらない可能性もある。
そのうえ偽物報告が多くなされており(上の商品のレビューに星の数が低いものがあるのもそのため)、値が張るのに偽物を掴まれる可能性もあるため手は出せないでいた。(っていうかクオリティー管理が悪いのが原因なんじゃなかろうか?)
ちなみにDr. Dreは前述のDavid Guettaと一緒にDJ向けモデル「Beats MIXR」なんてのも作ってる。Guettaは「これの制作は僕とBeats by Dr. Dreの合作だ」なんて語ってる。伊達にミュージックビデオでこのブランドのヘッドホンをつけてるだけじゃないのだ。
また、Alexandra StanなんかはBeats Proをジャケットで使用している。
HTCは以前Monster Beatsと提携して、スマホに「Monster Beats by Dr. Dre」ブランドのインイヤーもしくはオーバーヘッド(HDがつかないSoloというモデルだったと思う。)がついてくるなんてことをやっていた。当時から買いたいとは思っていたのだが、ちょうどその時期に新たにSony EricssonのXperia Activeを購入したこともあり購入は見送っていた。
スマホもガラパゴス気味な日本でもHTCから新たに同ブランドとのコラボモデルが出るようなのだが、肝心の「Monster Beats by Dr. Dre」ブランドは、Monster CableとBeats Electonicsが提携解消したという今更なタイミングでのリリース。しかも付属するのはインイヤーのもの(耳の穴に綿棒意外のモノを突っ込むのは趣味じゃない)オーバーヘッド型はスマホを購入した上で応募か何かすれば何名様に当たる、みたいな有様なので購買意欲は掻き立てられず。
GuettaのLittle Bad GirlではTaio Cruz(イングランド)と一緒にfeatされているLudacris(アメリカ)も独自ブランド「SOUL by Ludacris」を出している。これもヘッドバンド部とスピーカー部が滑らかな曲線で構成されているデザインは前述のDr. Dreのものに近いが、値段もそれに近いものがあるのでボツ。
KlipschのMode M40もかっこいいし色合いも好きだが(一部スケルトンになってそれがまたカッコいい)、やっぱり2万9000円ぐらいして手が出しにくい。
Fanny Wangというメーカーも「1000Series On Ear Wangs」というBeats by Dr. Dreシリーズに似たスタイルのモノを販売するようだが、どうやらにているのは見た目だけではなく、エンジニアとしてBeats by Dr. Dreシリーズに携わった人が参加しているということだ。カラバリが売りで、価格は1万8000円あたりだが、本体写真を見る限り、あからさまなマット地加工が100円ショップで売ってそうなiPhone用シリコンケースみたいな雰囲気で好きではない。
そんな中、他にグッとくる形かつ手軽な価格帯のものはないかと探していたところ、見つけたのがコレ。TDKの「TH-HB700BBK」だ。
レビューを探すも、価格ドットコムにプロレビューがひとつ有るだけで、Amazonにもレビューがなく、わずか数サイトしかない。
そんな稀有なサイトのうちの一つ、「第三棟朝礼一言」さまの記事によれば、海外版は「ST-700」というそうな。
海外版の型番「ST-700」で検索し、海外サイトや米Amazonのレビューを見ると、「音は素晴らしい。だが耳の締め付けは強め」というのがほとんどのようだ。海外のガジェット系サイトT3のベストヘッドホンランキングでは、「Beats by Dre Pro Beats」に次いで4位の座を獲得している。
日本のサイトで他にレビューされているところは:
「ORCAダイアリー」さま
「He&Biのヘッドホンサイト」さま
開発したのはアメリカのイメーションという会社。オーディオ系サイトのファイル・ウェブ(このサイトは「TH-HB700BBK」のインプレッション記事も書いている)では、この「TH-HB700BBK」も含むTDK Life on Recordブランドの「プレミアムシリーズ」に製作者たちがかけている意気込みや、どんな音作りを目指しているのかがインタビューされている。
そしてこの「TH-HB700BBK」、今では1万円を切る価格で販売されている。
これが決め手となり注文に至ったとさ。ちゃんちゃん。
////
実際使ってみた感想としては、レビュー通り、なかなか解像度の高い良い感じの音。
確かに側圧はキツメだが、私の場合連続2時間とかならつけてても平気な感じだ。側圧が気になるが外見は気にしない、なんて豪快な方ならば、ヘッドバンドを顎側とか後頭部側とかに移動させたら問題が解消されるだろう。
音楽プレーヤーを胸ポケットに入れるのにぴったりな長さのケーブル(このケーブルは本体から取り外しは出来ない)が、無駄がなくて素敵。延長ケーブルもついてくるので胸ポケット以外の場所に音源がある場合も問題ない。
これで私の音楽ブログでも紹介しているNero(イングランド)のアルバム『Welcome Reality』を聴くのが一層楽しくなった。ちなみにアルバム収録の「Me & You」は、Beats By Dr. DreのStudioシリーズ(この投稿の最初に紹介したモノ)の限定カラバリモデルのCMにも使われている。
///
ただ、外を歩くときにはコレをしていると周辺の音が聞こえづらくなるので、フィンランドで買ったKossの「Porta Pro」をつけている。Amazonレビューと激しく被って申し訳ないが、フィンランドの首都ヘルシンキに行けば、文字通り、道行く多くの人が(カラバリはあれど)このヘッドホンをつけていることに驚くこと請け合い。80年代から当時のままの、しかしそれでいて現代にも通用するクールなデザイン。デザインだけでなく、楽しく聞かせてくれるその音も世代を超えて愛用されているだけのことはある。開放感ある低音が素敵で(音はダダ漏れだからそこは注意)、外の音も入ってくる、お散歩には欠かせない名機。フィンランドの知り合いも「壊れてもまた同じ型を買っちゃうんだよな」とのこと。
///
*2019年11月追記。数年前に実家に戻ってみると、合皮のイヤーパッドがボロボロになっていたのは当然ながら、TH-HB700BBKの外層仕上げ部分がベタベタになっていた。
特にTH-HB700BBKは親しかった祖父と亡くなる前に使ったりといった思い出があったヘッドホンだけにやっぱりこういうのは残念。
長く使えるヘッドホンを考えるとやはり本革を使用したBowers & WilkinsのP5 Wireless(下リンク)とかじゃないとダメなのかな・・・。
なぜだか新しくヘッドホンが欲しくなった。
本命は姉妹ブログ「ヨーロッパのダンス系」でも紹介しているDavid Guetta(フランス)やLMFAO(アメリカ)のミュージックビデオにも出てくる「Monster Beats by Dr. Dre」のオーバーヘッド型のヤツ。デザインが素晴らしくかっこ良く、購買意欲を刺激されるのだが、値段がいかんせん高い。
*リンクは2017年末から売られているBeats Studio3 Wireless。この記事を当初執筆した2012年当時からはだいぶ進化しているかもしれないので音質に関しては記事内容と完全に当てはまらない可能性もある。
そのうえ偽物報告が多くなされており(上の商品のレビューに星の数が低いものがあるのもそのため)、値が張るのに偽物を掴まれる可能性もあるため手は出せないでいた。(っていうかクオリティー管理が悪いのが原因なんじゃなかろうか?)
ちなみにDr. Dreは前述のDavid Guettaと一緒にDJ向けモデル「Beats MIXR」なんてのも作ってる。Guettaは「これの制作は僕とBeats by Dr. Dreの合作だ」なんて語ってる。伊達にミュージックビデオでこのブランドのヘッドホンをつけてるだけじゃないのだ。
また、Alexandra StanなんかはBeats Proをジャケットで使用している。
HTCは以前Monster Beatsと提携して、スマホに「Monster Beats by Dr. Dre」ブランドのインイヤーもしくはオーバーヘッド(HDがつかないSoloというモデルだったと思う。)がついてくるなんてことをやっていた。当時から買いたいとは思っていたのだが、ちょうどその時期に新たにSony EricssonのXperia Activeを購入したこともあり購入は見送っていた。
スマホもガラパゴス気味な日本でもHTCから新たに同ブランドとのコラボモデルが出るようなのだが、肝心の「Monster Beats by Dr. Dre」ブランドは、Monster CableとBeats Electonicsが提携解消したという今更なタイミングでのリリース。しかも付属するのはインイヤーのもの(耳の穴に綿棒意外のモノを突っ込むのは趣味じゃない)オーバーヘッド型はスマホを購入した上で応募か何かすれば何名様に当たる、みたいな有様なので購買意欲は掻き立てられず。
GuettaのLittle Bad GirlではTaio Cruz(イングランド)と一緒にfeatされているLudacris(アメリカ)も独自ブランド「SOUL by Ludacris」を出している。これもヘッドバンド部とスピーカー部が滑らかな曲線で構成されているデザインは前述のDr. Dreのものに近いが、値段もそれに近いものがあるのでボツ。
KlipschのMode M40もかっこいいし色合いも好きだが(一部スケルトンになってそれがまたカッコいい)、やっぱり2万9000円ぐらいして手が出しにくい。
Fanny Wangというメーカーも「1000Series On Ear Wangs」というBeats by Dr. Dreシリーズに似たスタイルのモノを販売するようだが、どうやらにているのは見た目だけではなく、エンジニアとしてBeats by Dr. Dreシリーズに携わった人が参加しているということだ。カラバリが売りで、価格は1万8000円あたりだが、本体写真を見る限り、あからさまなマット地加工が100円ショップで売ってそうなiPhone用シリコンケースみたいな雰囲気で好きではない。
そんな中、他にグッとくる形かつ手軽な価格帯のものはないかと探していたところ、見つけたのがコレ。TDKの「TH-HB700BBK」だ。
レビューを探すも、価格ドットコムにプロレビューがひとつ有るだけで、Amazonにもレビューがなく、わずか数サイトしかない。
そんな稀有なサイトのうちの一つ、「第三棟朝礼一言」さまの記事によれば、海外版は「ST-700」というそうな。
海外版の型番「ST-700」で検索し、海外サイトや米Amazonのレビューを見ると、「音は素晴らしい。だが耳の締め付けは強め」というのがほとんどのようだ。海外のガジェット系サイトT3のベストヘッドホンランキングでは、「Beats by Dre Pro Beats」に次いで4位の座を獲得している。
日本のサイトで他にレビューされているところは:
「ORCAダイアリー」さま
「He&Biのヘッドホンサイト」さま
開発したのはアメリカのイメーションという会社。オーディオ系サイトのファイル・ウェブ(このサイトは「TH-HB700BBK」のインプレッション記事も書いている)では、この「TH-HB700BBK」も含むTDK Life on Recordブランドの「プレミアムシリーズ」に製作者たちがかけている意気込みや、どんな音作りを目指しているのかがインタビューされている。
そしてこの「TH-HB700BBK」、今では1万円を切る価格で販売されている。
【送料無料】TDK 密閉型 折りたたみ式ヘッドホン TH-HB700BBK |
これが決め手となり注文に至ったとさ。ちゃんちゃん。
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実際使ってみた感想としては、レビュー通り、なかなか解像度の高い良い感じの音。
確かに側圧はキツメだが、私の場合連続2時間とかならつけてても平気な感じだ。側圧が気になるが外見は気にしない、なんて豪快な方ならば、ヘッドバンドを顎側とか後頭部側とかに移動させたら問題が解消されるだろう。
音楽プレーヤーを胸ポケットに入れるのにぴったりな長さのケーブル(このケーブルは本体から取り外しは出来ない)が、無駄がなくて素敵。延長ケーブルもついてくるので胸ポケット以外の場所に音源がある場合も問題ない。
これで私の音楽ブログでも紹介しているNero(イングランド)のアルバム『Welcome Reality』を聴くのが一層楽しくなった。ちなみにアルバム収録の「Me & You」は、Beats By Dr. DreのStudioシリーズ(この投稿の最初に紹介したモノ)の限定カラバリモデルのCMにも使われている。
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ただ、外を歩くときにはコレをしていると周辺の音が聞こえづらくなるので、フィンランドで買ったKossの「Porta Pro」をつけている。Amazonレビューと激しく被って申し訳ないが、フィンランドの首都ヘルシンキに行けば、文字通り、道行く多くの人が(カラバリはあれど)このヘッドホンをつけていることに驚くこと請け合い。80年代から当時のままの、しかしそれでいて現代にも通用するクールなデザイン。デザインだけでなく、楽しく聞かせてくれるその音も世代を超えて愛用されているだけのことはある。開放感ある低音が素敵で(音はダダ漏れだからそこは注意)、外の音も入ってくる、お散歩には欠かせない名機。フィンランドの知り合いも「壊れてもまた同じ型を買っちゃうんだよな」とのこと。
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*2019年11月追記。数年前に実家に戻ってみると、合皮のイヤーパッドがボロボロになっていたのは当然ながら、TH-HB700BBKの外層仕上げ部分がベタベタになっていた。
特にTH-HB700BBKは親しかった祖父と亡くなる前に使ったりといった思い出があったヘッドホンだけにやっぱりこういうのは残念。
長く使えるヘッドホンを考えるとやはり本革を使用したBowers & WilkinsのP5 Wireless(下リンク)とかじゃないとダメなのかな・・・。
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